幼「女子の間では噂になってたんだよー」
男「ふーん……」
幼「ねえねえ、男の子だった?女の子だった?」
男「女の子だったけどな」
幼「そっかー、男子が喜ぶね」
男「いや、どうかな……あれはちょっと」
幼「なんで?かわいくなかったの?」
男「可愛い可愛くないの問題じゃない。性格が最悪だ」
幼「ちょっと会っただけなのに、そんなこと言うの良くないよ」
男「ちょっと会っただけで、まがまがしいオーラと言葉を発していったよ」
幼「タイプじゃないとか?」
男「やけに突っ込んでくるなぁ……」
幼「だって……」
男「ん?」
幼「な、なんでもないっ!先に教室行ってるねっ」タタタ
男「なんなんだ一体」
先生「……という訳で、今日から皆さんと一緒に勉強することになりました」
男「(ほんとに来ちゃったよ……あの女)」
嬢「よろしくお願い致しますわ」ペコリ
男「(なんで貴族風にスカートの裾を……)」