【※涙腺崩壊※】隣に住んでる中学生の女の子から1,000円貸して欲しいと言われ・・・

空いてる大部屋が無かったから、差額無しで二人部屋に一人。点滴入れながら呆然としてて。

彼女に連絡入れたのは昼頃。いるだろうなと思って俺の部屋に自分で電話して。出てくれて。

入院する事になったと告げると、最初冗談かと思ったらしくて。なかなか信じて貰えなくて。

でも病院名と病棟、部屋番言うと信じて。「準備して行きます。」落ち着いた声で言って。

俺の家からは、自転車で三十分くらいの所。俺の自転車使って来てくれて。

部屋入って左腕に三本点滴入れてる俺見て笑って「あは。似合わない。」思わず、撫でて。

お婆さんの時みたいな動揺は見せなくて。俺も安心できて。しっかりした所も見せてくれて。

着替えとか適当に詰めた袋持って来てくれてて。考えても無かった事で感心して。

よく気がついたね、的な事言ったら「看病、慣れてます。」そう言って、笑って。

どのぐらいの入院になるのかとか、どんな病気なのかとか、彼女の方から聞いてきて。

軽症の急性膵炎で、状況見て退院までが一週間ほど、一週間静養して、検査に問題なければ放免。

医師のしてくれた説明を彼女にもして。お婆さんにも心配しないでと伝えるの、頼んで。

彼女の顔見てホッとしたら色々思い出して。公衆電話で学校とバイト先に事情話して休み貰って。

学校の方は、実習も済んでて記録とかも提出してたし出席も足りてたから不安はなかったけど、

バイト先の方は俺と組んでくれてる人とかに申し訳ないし、経済的にも不安だった。

少しは貯金あるし何とかなるか。そんな事考えながら病室帰ろうとしたら、

彼女に点滴してない方の腕引っ張られて「えっと。じ、実家には?」完全に忘れてて。

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