今日はお兄ちゃんが東京に住み始める日。
皆で一緒にホームまでお兄ちゃんを送る。
ネネ「しんちゃん…っネネの事忘れないでね!」
マサオ「たまにはカスカベ戻ってきてね!!」
風間「しんのすけ…。頑張って来いよ」
みさえ「ゴキブリ出てもゴキジェットで一発よ!」
ひろし「ちゃんと寝るんだぞ」
お兄ちゃんはそれぞれ皆に一言ずつ返事をした。
最後までお兄ちゃんは元気だった。
『 上り行きの電車が発車いたします。
しまるドアにご注意ください 』
ひまわり(―…あ。もうすぐ行っちゃう…)
しんのすけ「ひまわり。」
ひまわり「―っ!!」
お兄ちゃんは私の頭の上に手を置いて
なでてくれた。
ひまわり「お、にいちゃ…っ」
しんのすけ「…すぐ帰ってくるよ。風邪引いちゃ駄目だゾ」
ひまわり「う、うん…!」
プシュー
ガタンゴトン
風間「いっちゃったな…」
ひまわり「大丈夫だよね…。」
お兄ちゃんならきっと大丈夫。
だって私のお兄ちゃんだもん。
―お兄ちゃん。
次会った時は、ケツだけ星人見せてね。
―END―
―しんのすけが東京へ行って2ヵ月後の5月。
みさえ「ひまわり、何書いてるのー?」
ひまわり「お兄ちゃんに手紙!」
みさえ「あら、いいじゃない。しんちゃん頑張ってるかなー」
ひまわり「頑張ってるよ!」
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お兄ちゃんへ
お元気ですか?私は元気です。
東京ってやっぱにぎやかかな?
それとも意外に静かだったり?
私も東京に1年くらい住みたいな
お兄ちゃんは学校なれた?
私はクラス替えして新しい友達も
出来ました
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ひまわり「この続きどうしよう…うーん…」