あい「しん様。お久しぶりですわ」
しんのすけ「なんで…!!」
あい「一日お泊りしにきたの。いいでしょ?」
しんのすけ「勝手に入るなよ…」
あい「あら、手紙読んでたの?」
しんのすけ「―おい!」
あい「相変わらず妹さんと仲いいのね」
しんのすけ「あいちゃんには関係ないぞ」
あい「そろそろ、兄妹離れしたらどう?」
しんのすけ「…何言ってるの」
あい「私と…付き合いませんか?」
しんのすけ「…」
しんのすけ(もしかして幼稚園からずっと俺の事…)
あい「しん様を追いかけてずっとですわ。幼稚園の頃はしん様、意味わかってなさそうでしたから…」
しんのすけ「俺、そーゆーの興味ない」
あい「しん様!ちゃんと私と向かい合って欲しいです」
しんのすけ「俺疲れてるからもう寝る。勝手にそこらへんに寝ていーゾ」
あい「―っ!!!」
ドサッ
しんのすけ「―お…?」
あい「なんで、私の気持ち…わかってくださらないの?」
しんのすけ「あいちゃんは美人だしお金持ちだから他でもモテるぞ」
あい「あいはしん様じゃなきゃ駄目なの…!ひまわりちゃんじゃなくて私を見て…」
しんのすけ(今日は疲れたから反論できる力がない…)
あい「このままいくと唇重なるけどいいのです?」
しんのすけ「…俺の事好き、なんだろ」