【※青春※】女「あなた、昔からこの辺りに住んでいる?」 この転校生の一言から男の日常が変わった結果・・・

女「最初の話に戻るけれど、両親にはちゃんと了解を取ってあるから大丈夫よ」

男「なんて言って出てきたのさ? 流石に、転校したばかりなのにこうも家を空けていたら、疑問に思われるんじゃないか?」

女「今日は、また“惚れた男の家に”と」

男「えぇ~……」

女「心配いらないわ、昨日は“風邪をひいた友達の家に”としか言っていないから、三日連続で同じ人の家にお邪魔しているとは思ってないはず」

男「……ご両親を騙すことに抵抗はないの?」

女「恋のためだもの。 しょうがないわ」

男「さいですか」

女「それで……体調は大丈夫よね?」

男「あ、まぁ、お陰様でなんとか。 今はもう平熱だし、明日は学校に行けると思うよ」

女「明日学校に行くなら、朝の教室は覚悟しておいた方がいいと思うわね」

男「は? どうして?」

女「今朝、少し油断して不用意なことを私が口走ってしまったから、あなたにもいろいろと質問が襲いかかってくると思うわ」

男「……本当に、面倒事を次々と運んでくるよね。 ひょっとして、厄病神か何かなの?」

女「失礼ねぇ。 いくら深謀や計略に長けた私であったとしても、そこまで厄介事ばかりをあなたに押しつけたりはしないわよ」

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