ー男の家前ー
女「おはよう。 遅かったわね」
男「……おはよう、女さん」
姉「おはよー、女ちゃん! 昨日一昨日も思ったんだけど、朝早いんだねぇ」
男「ほんとだよな。 女さんの家からここまで、少し遠回りになるだろ? 何時に起きてるんだよ」
女「今朝は五時に起きたわね。 というよりは、目が覚めてしまったと言った方が適切かもしれないけれど」
男「……おばあちゃん?」
女「あなたに早く会うため、に決まっているでしょう?」
姉「あ、朝っぱらから男ちゃんを誘惑しないでほしいんだよっ!!」
男「まったくだ……表面的に見る限りでは、相当な美少女に言い寄られているっていう、憧れの構図なんだけどなぁ」
女「表面的には?」
男「いや、キツく睨んでるところ申し訳ないけど、女さんだって性格の悪さは自覚しているんだろ?」
女「自分で言うのと、他人に言われるのとでは全然違うわ」
男「そりゃそうか」
