ー昨日の朝ー
先生「よ~し、出欠取るぞ~。 空席のヤツ、いるか~?」
男友「先生! 男が来ていませんが!」
先生「ん~? 珍しい、男が来てないのか……遅刻か~?」
女「先生、男くんなら発熱で欠席です」
先生「発熱~? あいつ、熱出したのか~? そんな連絡、もらってないんだが」
女「えぇ、昨日の夕方に熱が出て、今朝の時点でもまだ37,2℃あったせいで―――」
男友「待て、女さん」
女「……何かしら?」
男友「どうして、先生にも連絡がいってないような話の詳細を、そこまで知っているんですか?」
女「……、それは」
男友「熱の正確な数字まで知っている、ということは、今朝は間違いなく男の家に行ったことになる、違いますか?」
女「…………」
先生「あ~、なんか盛り上がってるみたいだから、もうホームルーム終わるな~」
男友「しかも、“昨日の夕方から”ということまで知っている。 ひょっとして―――――」
