委員長「―――ということがあって」
男(……女さん、何余計なことを言っちゃってるんですか!)
女(仕方ないでしょう? 私は、あなたの欠席の理由を述べただけ)
男友「何を女さんに目配せしているのかは知らないが、とっとと白状してもろうか!」
男(くそ、こいつ事情を知っているのなら黙っていてくれても……いや、まさか!?)
男「お前……裏切るつもりか!?」
男友「裏切る? なんのことやら……さぁ、早く言い給え」
男(この顔のニヤけ具合……そうか。 自分からは言わない約束をしてしまったから、俺に言わせるつもりだな!)
男(しかも、他の人が聞いても普通にスルーしそうな女さんの説明のセリフ、事情を知っていた男友ならば違和感に気付きやすい……!)
男友「ほらほら、早く答えるんだ。 みんな待ってるんだぞ? まぁ、黙ってるっていうことは、お泊まりで決定か?」
生徒1「マジか!? 転校してきて早々お泊まりなんて、女さんスゲーな!」
生徒2「マジ女さんパネェっす!」
男(だが、男友は事情に精通しているからこそ、そういう発想に辿り着いただけだ。 他の人ならば、或いは誤魔化し切れるかも……)
男「……結論を先に言うのなら、泊まっていない」
男友「……へぇ、どうして?」
