ー別の休み時間ー
男「朝は話を合わせてくれてありがとうな」
女「いいわよ、別に。 これは私の問題でもあるもの」
男「……正直に白状するならば、女さんなら泊まったことも平気でバラすかと思ってたけど」
女「そうね……一応、それも考えたのだけれど」
男「考えたんかい」
女「でも、こういう話はどこでどうなるか分からないわ。 万が一、噂の断片か何かを親に聞かれたら、都合が悪いから」
男「……そりゃ、同い年の男の家に泊まったなんてなぁ。 許す親がどこにいるのやら」
女「僅かなリスクでも、こういうデリケートな話の場合は避ける必要があると判断したから、あなたに合わせただけ」
男「そうみたいだな」
女「だから、感謝しなくてもいいわ。 まぁ、感謝したいというのなら……そうね、ジュースでも奢ってくれればいいわ」
男「いや、奢らねぇよ。 どれだけ図太い神経してるんだ……」
女「褒め言葉として受け取っておくわね」
男「どこがだよ……まったく」
