姉友「へぇ、これは……思っていたよりも、大雑把な料理なんだね」
女「私もまだ覚えたてですから、そこまでの技術はありませんので」
男「じゃあ、いただきまーす」
女「……どうかしら?」
姉「おいひー! うん、味付けもしっかりしてるし、上出来だよ!」
姉友「ふむふむ、私からすれば、若干濃いかな~と思わないでもないけど、美味しいよ」
女「ありがとうございます……男くんは?」
男「えっ? あ、うん、美味しいよ」
女「そう、ありがとう……と言いたいところだけど、何か言いたいことがあるのなら、早めに言ってほしいわね」
男「別に文句があるとか、そういうわけじゃないよ。 俺も姉ちゃんに少し教わっていたけど、負けたなって」
姉「そうだねぇ、にぃによりは料理の腕は上かも」
女「あなたも料理なんてしていたの? そういうこと、お姉さんに任せっきりかと思っていたのだけれど」
男「任せっきりだったからこそ、俺も少しは手伝えるようにならなきゃいけないなって思ったんだけどね」
姉友「お姉さん想いの立派な弟を持って、姉は本当に幸せじゃないか」
姉「うんうん、私は幸せ者なの~。 一生面倒見てもらうもん!」
