【※勧誘※】美女「新聞取りませんか?」断っても毎日やってくる新聞勧誘の女性。断り続けた結果…

映画館

女「(結構人いる…)」

女「(ジブリは………)」

女「(最後以外完売してる…!)」

女「…………」

女「(さすがにそんなに待ちたくないし)」

女「(他の映画にしようかな)」

「なかなか良かったね」

男「だな」

「さすがジブリ」

男「混んでるのも納得だ」

女「!」

女「(あ、あれって男さん…?)」ジー

女「(やっぱりそうだ!)」

女「(女の人と一緒にいる…)」

女「(誰だろう)」

女「(背低くて可愛らしい人だなぁ…)」

男「ナウシカ見たくなってきた」

男「借りて帰ろう」

「私も見たい」

「家行っていいよね」

男「焼肉2回にしてくれ」

「……まぁしょうがないか」

男「家来たら冷蔵庫開ける?」

「開ける」

男「じゃあ1回」

「…………わかった」

男「じゃあ行こう」

女「(楽しそう…)」

女「(それに家に行くって…)」

帰路

女「(け、結局ついてきちゃったよ…)」

女「(映画も見てないのに)」

女「(これじゃあストーカーだ…)」コソコソ

男「……」カチカチ

「んー私がいるのに携帯触るんだ」

男「そりゃもちろん」カチカチ

「あらら」

男「昨日のうちに送るつもりだったのを忘れてて」カチカチ

「ふーん」

「そんなに好きなんだ。私がいるのに」

男「なんで微妙に張り合ってくるの」カチカチ

「だってー」

男「よし送信」

ヴィィィィン

女「ひゃっ!!」

女「…び、びっくりしたぁ」

女「携帯のバイブにこんなに驚くなんて…」

女「どれだけ神経とがらせてt」

男「……」ポカーン

「……」ポカーン

女「……」ポカーン

男「……あ、女さん」

女「あ、あの、えと」

「この子が…」

男「偶然ですね」

女「ち、違うんです」

女「映画館で男さん見つけて」

女「たのしそうにしてて」

女「きになってきになって」

女「あの、その…」アセアセ

「ストーカーってことね」

男「!」

男「なんて直接的」

女「……」

女「その通りです」

男「……女さんも家来ます?」

女「……いいんですか?」

「えー」

男「文句言わないで」

「だって二人きりの濃密な時間を過ごすはずだったのに…」

女「!」

女「(……彼女さん?)」

女「(あの時告白してくれたのは…)」

女「(もしかして私が断るのも見越して言ってくれただけなのかな)」

男「女さん黙らせるなよ」

「はいはい、すみませんでした」

男「家来てくれる?」

女「……はい。ありがとうございます」

「(からかうの面白いな…)」

▼ 続きは次のページにて♪ ▼
前のページへ 次のページへ