男「クソォ!俺がもっとしっかりしてればこんなことに!」
幼馴染「ん?これどういう設定?」
男「おい!大丈夫か!しっかりしろ!」
幼馴染「しっかりするのは君の方じゃなかったっけ」
男「こ……こんな惨いことって……あるのかよ!」
幼馴染「惨いんだ」
男「……最後に、一言だけ言いたかった」
幼馴染「……」
男「愛してる、って……」
ガクッ
幼馴染「……」
男「ここで復活して『私も愛してるよ』って」
幼馴染「医学より便利な愛の力なんてないよ」
男「えっ」
男「おい!三組の鈴木と付き合ってるって本当かよ!」
幼馴染「ついに寝とられちゃったかぁ」
男「何であんな男と!」
幼馴染「私に聞くの?」
男「そうかよ……そんなにアイツの事がいいのかよ!」
幼馴染「設定だからいいけど実際だったらこいつコミュ障こじらせすぎだよね」
男「チクショウ!」
ガンッ
幼馴染「ご、ゴミ箱!大丈夫か!」
男「アイツなんかより……俺の方が!」
幼馴染「……これいつ終わるの?」
男「もうちょっと」
幼馴染「長い」