―――女教師の自宅
女教師「ふう……さっぱりした」
女教師「さてと、寝る前に掃除の班分けでも決めちゃおっかな」
女教師「えっと……どうしよう……やっぱり仲がいい子同士の方がいいのかなぁ」
女教師「うーん」
女教師「この子とこの子……あと、この子……」
女教師「あ、でも、この子はあんまりクラスに馴染めてなかったっけ……」
女教師「ふぅ……」
女教師「やっぱり、生徒が決めた方がいいよね」
女教師「よし。明日のホームルームで班分けしちゃおう」
女教師「……あ、でも委員長さんは不良君と同じ班か……」
女教師「ここはまあ、固定にしとけばいっか」
女教師「……よし、寝よう!」
―――翌日 高校 ホームルーム
女教師「―――というわけで、班分けをします!」
委員長「んな!?」
女教師「えっと、じゃあみなさんで相談してくださいね」
生徒「一緒にやろーぜ!」
生徒「いいよー」
委員長「ちょっと、先生!」
女教師「はい?」
委員長「あの、決めてくれるんじゃ……」
女教師「やっぱり生徒たちで話し合ったほうがいいと思って」
委員長「でも……」
女教師「大丈夫です。委員長さんは不良君と同じ班にしておきますから」
委員長「いや……だから……先生が決めてくれないと……恥ずかしい……」
不良「……ふわぁあぁあ」