包丁を取り出した時は本当にドキッとした。冷や汗ダラダラだった。
汚い鍋も取り出しそれで何かを煮込みだした。するとカレーの匂いがしだした。
カレーか…普通の飯で良かった。と心底そう思った。
オバチャン「はい。どうぞ」ニマァ
汚い皿にカレーが盛り付けられていた。
スプーンはコンビニで貰えるスプーンを再利用したものだった。
頂きます、と恐る恐る食べる。普通のカレーだった。不味くもなく、旨くもなく……
オバチャン「お口に合うかしら?」ニタニタ
「はい!おいしいです!」と怒鳴られるのは怖いので多少オーバーに答えた。
オバチャン「そうよかったわ。今日は泊まって行きなさい」ニヤァ
意味が分からなかった。