【※崖の上のポニョ※】宗介「10年前、僕は5歳だったし、わけもわからずポニョを好きだと思ってた。でも…今は違う!」


キーンコーンカーンコーン

教師「で、あるからして……」

宗介(暇だ……)

男友達「おい、宗介」

宗介「ん?」

男友達「お前、クミコちゃんと付き合ってんのか?」

宗介「いや、付き合ってはないよ。幼稚園から知り合いけどさ」

男友達「幼なじみ?」

宗介「そんな感じかな」

男友達「クミコちゃん、かわいいよなー。おしゃれだし」

宗介「まあ……な」

男友達「でも付き合ってないんだよな?」

宗介「うん、まあ……」

男友達「よっし。俺クミコちゃん狙うわ。マジ付き合いたい。今日の放課後告白する」

宗介「今日っ?ずいぶんと急だなw」

男友達「善はいそげ」

宗介「告白が必ずしも成功とは言えないだろw」

男友達「そんときのために、お前、こっそり俺のこと見ててくんない?ダメだったらすぐに慰めてww」

宗介「なんだそれww別にいいけどwww」

教師「そこ、うるさいぞ!」

宗介・男友達「すいません」
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ざわ…ざわ……

教師「なんだ!ざわざわするな!全員静かにしろ!」

女「せんせー。窓の外に誰かいまーす」

ポニョ「そーすけー!ポニョだよー!」

宗介「げっ!」

教師「なんだ!?宗介くん!君の知り合いかね?」

宗介「いやっそのっ違いま…」

ポニョ「そうすけーポニョだよー」ぴょんぴょん

クミコ「ポニョ……?」

男友達「すげー赤毛だー」

教師「知り合いなんだな?」

宗介「はい…すいません……。ちょっと説得して帰らせます」

ポニョ「そうすけー!ポニョも女子高生だねー」

宗介「……帰ってよ」

ポニョ「なんで?せっかく来たのに?」

宗介「君は高校生にはなれないんだよ。中学校だって小学校だって通ってないんだから」

ポニョ「でもポニョ、おうちでちゃんと勉強してたよ?一次関数もわかるし、漢文も読めるよ?中学校の勉強、完璧だよ?」

宗介「たとえ完璧でも、学校には通えないんだよ」

ポニョ「なんで?」

宗介「なんでも」

ポニョ「なんで!?」

宗介「ポニョがバカだからだよ!!」

ポニョ「ポニョ、バカじゃない!」

宗介「バカだろ!ずっと宗介宗介宗介、僕のことばっかり!他に友達もいないだろ!?
世間知らずだし、学校で僕が君の面倒をみなくちゃならないなんてまっぴらごめんだ!
君は僕が言わないと何もわからない!バカなんだ!」

ポニョ「そうすけ……」

宗介「だいたい、お前のせいでリサは離婚したんだ!
リサはお前を育てるって言ったけど、耕一はそれに反対した!
そりゃそうだ!一体何者なのか意味のわからないお前なんて一緒に生活できるかよ!
お前、自分の立場わかってんのかよ!!!」

ポニョ「……」ぐすっ

宗介「帰れよ」

ポニョ「……」

宗介「帰れ!!!」

ポニョ「ポニョ…うちに帰る……」

男友達「宗介―さっきの誰―?」

宗介「……」

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