千尋「帰りたくない。…連れて行って….」
カオナシ「…..」フリフリ
千尋「…なんて、うそだよ」
カオナシ「….」
千尋「ごめんね、困らせて」
カオナシ「….」フリフリ
千尋「さよなら」タッ
カオナシ「….」
– 家 -
千尋「ただいまー」
お母さん「ちひろ!何時だと思ってるの!わざわざ夕食作ったんだから!遅くなるなら連絡してよ!」
千尋「ごめんなさい」
千尋「ねぇ、お母さん?」
お母さん「なあに」
千尋「神様っているのかな」
お母さん「またそんなことばっかり言って…神様なら近くの神社にでもいるでしょ」
千尋「そうじゃなくって…っ」
お母さん「いつまでも子供みたいなこと言ってないで、早く食べちゃいなさい」
千尋「はーい….」
(わたし…家に帰ってくるまで…ひとりだったっけ….?)