【※まさかの展開※】女店員「30円のお釣りになります」ニギッ。男(今軽くだけど握った! 俺の手を握ってくれたよな!?もしかして俺のこと…)


男「間違いない……!」

友人「いや、何度もいうけどたまたまだって」

男「いや、たまたまなんかじゃない! あの子、俺に惚れてる!」

友人「やめとけって、なーんか嫌な予感するんだよ」

男「いいや! 俺はもう99%確信している! あとは残り1%を埋めるだけだ!」

友人「お、おいっ!」

 

―コンビニ―

女店員「いらっしゃいませ~!」

男「これを……」

女店員「お釣りです」ピトッ

男(最後のピースがハマった……)

男(確信した……この子は俺に惚れてる! ――100%ッ!)

男(決まったぁぁぁぁぁ! デートに誘ってやるぅぅぅぅぅ!)

 

 

ドクンッ…

男「……え?」

男(なんだ、今の感覚……)

女店員「やっと……“惚れて”くれたわね」

男「え?」

ギュゥゥゥゥンッ

男「な、なんだぁ!?」

 

男「位置が入れ替わった……!? なんで俺がレジにいるんだ……!?」

女店員「ふふふ……」

男「お前、何しやがっ――」

女店員「おっと! もう喋らない方がいいわ。あなたはもう“店員”なのだから」

女店員「うかつな発言すると、二度と出れなくなっちゃうわよ」

男「どういうことだ!?」

女店員「ルールを説明してあげる。これもルールのうちだからね」

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