クレヨンしんちゃん都市伝説
その1:しんちゃんは交通事故で亡くなっていた
まず、一番衝撃的だったのはしんちゃんがすでに亡くなっているという設定です。
しんちゃんは、
妹のひまわりが車にはねられそうになったのをかばって自分がはねられ、
そのまま亡くなってしまったというのです。
後からご紹介しますが、この“しんちゃんが実は亡くなっていた”という設定が、
この都市伝説全体の核となります。
ただ、都市伝説とは言うものの、
イタズラばかりしてふざけていても家族のことが好きで、
妹のことも可愛がっているしんちゃんの性格をあらわしているようなエピソードですよね。
単なる噂だとしても、広まるのは無理もないことだったかも知れません。
その2:みさえはしんちゃんの事故死で精神を病んだ
しんちゃんの母親であるみさえについては、
少しニュアンスの違う2種類の設定があります。
1つは、しんちゃんがひまわりをかばって事故死してしまったことで、とても大きなショックを受け、精神を病んで幻のしんちゃんを見るようになったというもの。
周りの人達はみさえの幻視に合わせてあげていて、
見えているふりをしているというものです。
もう1つは、精神を病んでしまったところまでは同じですが、
みさえが“もしも、しんちゃんが生きていたら…”との想いで架空の物語、
言い換えれば、
みさえの中の妄想をノートに描いていくというものです。
この2つめの設定が後でご紹介する“クレヨン”に関する都市伝説に関係してきます。