その3:ひろしは元みさえの友人(女性)
さて、お父さんのひろしについては、ある意味しんちゃんの設定よりも衝撃かもしれません。
それは、元女性だというものです。
ヒロコという名のみさえの友人で、
みさえを支えるために性転換をして男になって、
みさえの夫になったというのですが、
これはあまりに突拍子もない設定ですね。
ただ、しんちゃんのハチャメチャぶりに通じるところはあるので、
結局ボツにはなったけれど案としては考えられていたのかもしれないと、
思わせる要素はありそうです。
その4:ひまわりは他人の子ども
しんちゃんの妹のひまわりについても少し悲しい設定がありました。
それは、ひまわりが実はみさえとひろしの子どもではない、
つまり、しんちゃんとは血のつながった妹ではないという設定です。
具体的には、
ひまわりの本当の両親が失踪してしまったので、
みさえたちの子どもとして育てていたというのです。
この、ひまわりは全くの赤の他人夫婦の子どもという設定から考えると、
ひまわりをかばって事故死したしんちゃんの優しさと哀しさがより際立ちますが、
一方で、話が出来過ぎていていかにも都市伝説っぽいという感じもしますよね。