とにかく考えてもらうことにしてその日は送っていった。
家に帰り、親父達に彼女と別れたことと後輩に告白したことを報告すると2人とも喜んでいた。
しかし、「おまえが今までして来たことを考えると、○○ちゃんに振られてもちっともおかし
ないんだから覚悟しておけ!」と親父に言われた一言が心に深く刺さっていた。
次の日、後輩はいつもより1時間早く来た。うちは朝4時から仕事なのだが、
3時前にはもう来ていた。昨日の返事をしたいということだった。答えはNoだった。
理由を聞くと 小さい頃からお世話になっているところの息子に、
これ以上迷惑をかけられない。お付き合いなんて厚かましくてとんでもない。
ということだった。 親父達が「今日は2人でゆっくり話し合え」と休みをもらったので
俺の部屋で話をすることにした。
俺は、今まで付き合っていた彼女のことが原因だと思っていた。
だからそのことをとにかく謝った。全てを後輩に話し、
このことが原因だったらそう言ってくれと頼んだ。
彼女とのことが原因だったら「身から出たサビ」と言うことなのです
んなりあきらめようと思っていた。
しかし、お世話になったとか何とかという無理やりな理由はやめて欲しかった。
【※切ない…※】学生時代に気になっていた「貧乏な後輩」。しかし時間が経ったことで、それが恋だとわかり…。
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