ボーちゃん「生きていたくないなら、生きる気力を与えれば、良い」
ネネ「!」
マサオ「え…でも、相手は幽霊だし…生きる気力って…」
ネネ「しんちゃん達に生きる気力を与える方法、何か思い付いたの?大丈夫なの?」
ボーちゃん「うん。多分、不可能じゃない」
マサオ「でもどうやって?話が通じないんでしょ?」
ボーちゃん「そう。それが一番困ってる」
風間「僕に考えがある」
ネネ「なに?」
風間「みんな、耳を貸してくれ」
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-水曜日-
ボーちゃん「しんのすけ君、何かあった?」
しんのすけ「…別に」
ボーちゃん「お母さんに、チョコビを盗んだって思われた?」
しんのすけ「何でそれを…」
ボーちゃん(やっぱり、去年と同じだ…)
ボーちゃん(去年は慰めるしか出来なかったけど、今年は違う…)
ボーちゃん「しんのすけ君?」
しんのすけ「なに?」
ボーちゃん「僕が、お母さんに言ってあげるよ」
しんのすけ「本当?」
しんのすけ「あ、でも…知らない人を家に上げたら、母ちゃんに…」
ボーちゃん「大丈夫。しんのすけ君のママなら、知り合いだから」
しんのすけ「本当?大丈夫なの?」
ボーちゃん「大丈夫」
ボーちゃん「もう直ぐ、バイト終わるから、そうしたら一緒に行こう?」
しんのすけ「うん!」