ボーちゃん「トイレ、貸して下さい」
店員「は…はい。どうぞ」ビクビク…
しんのすけ「ふう、スッキリスッキリ」
ボーちゃん「それは、良かった」
しんのすけ「…」じぃ…
ボーちゃん「…どうしたの?」
しんのすけ「お兄さんなら、言っても良いかな?」
しんのすけ「オラ達、日曜日にお出かけするんだぞ」
ボーちゃん「!」
しんのすけ「でも母ちゃんは誰にも言うなって、絶対に秘密だぞ?」
ボーちゃん「…何処に行くの?」
しんのすけ「いい所」
ボーちゃん「!」
ボーちゃん「いい…所って?」
しんのすけ「ん?いい所って?」
ボーちゃん「今、しんのすけ君がそう言って…」
しんのすけ「オラ、何処に行くか『知らない』って答えたぞ?」
ボーちゃん「…そっか。僕の聞き間違え」
しんのすけ「全く、若いんだからしっかりするんだぞ?」
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ボーちゃん「という事が、あった」
ネネ「何で、そういう大事な話を先に言わないの!」
風間「どういう事だ?しんのすけは、覚えてないんだろ?」
ボーちゃん「覚えてない…筈」
ネネ「筈って、何よ!」
風間「…今日は前回と違かったんだろ?」
ボーちゃん「違う。何もかもが」
風間「なのに、また…死にに行くのかよ!」
ボーちゃん「…うん、もしかしたら」
ネネ「何でよ?!」