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「それでは、予算会議を始めます。まず昨年度の資料をご覧ください・・」
男(はー・・眠ぃ)
男「・・・ZZZ」
「では、次は会計から今年度予算配分の報告です」
女「はい、会計の女です・・・報告の前に。サッカー部の男さん、起きなさい!」
男「おわっ?!」
女「会議中は寝ないように。では、報告です」
「くすくす」
男「・・・チッ」
「それでは、これで予算会議を終わります。お疲れ様でした」
男「・・・おい」
女「何?私に用?」
男「何?じゃねーよ。お前さ、オレに恨みでもあんの?」
女「は?何言ってるの?さっきのはあなたが悪いんでしょ」
男「だからってあの場で怒鳴ることねーだろ」
女「あそこで起きなければ、あの後の会議聞いてなかったでしょ?」
男「チッ・・・うるせー奴」
女「あなたね、もうちょっと真面目になりなさい」
男「だから、そういうとこがウゼーんだよ」
女「・・いい加減にそこ退いてくれない?あなたがそこにいると、私手をつくところが無くて立ち上がれないの」
男「・・・チッ」
すっ
女「あなたの生活態度を見てると、いくらでも文句を言いたくなってしまうから、私はこれで戻ります。さようなら」
男「・・・」
「男ーこの前は予算会議出てくれてありがとな」
男「キャプテン・・オレ、今後あの会議には出たくないです」
「ん?何かあった?予算別に減ってないと思うけど」
男「なんかスゲームカつく奴いるんで」
「??まあいいや。てか予算会議は年に2回しかないから。次回は俺が行くよ」
男「そうしてもらえると助かります」
「おし、じゃあランニングから始めるか」
「うーっす!」
男(かったりーな)
「イチニ、ソーレ!!イチニ、ソーレ・・・」
男「はっ・・はっ・・・・(たりーからゆっくりいこう)」
男「・・・・・ん?」
男(あの窓って確か生徒会室か・・・何覗いてやがるんだよ、あの女)
女「・・・・ふん」ぷいっ
男「・・チッ」