【※誰も知らない13年後※】成長したしんのすけとひまわり・・・ひまわり「私、これから彼氏とデートだから」

ひまわり「―っ!!!」

バタバタッ!!

しんのすけ「ん?ひまわりどうした?」

ひまわり「お兄ちゃんっ…これっ!!」

しんのすけ「―っ!!な、何見て―っ」

ひまわり「東京の大学行くってどういうこと!?」

しんのすけ「―っ…」

ひまわり「卒業したらあっちで暮らすんでしょ?!」

しんのすけ「ちょ、ひまわ…」

ひまわり「私…お兄ちゃんはずっと傍にいると思ってた…」

しんのすけ「…」

ひまわり「風間くんは…私の傍にいたいから県内なんだって…だから」

しんのすけ「俺は―っ」

ひまわり「お兄ちゃんは…離れても…い…い…っ」
ひまわり(どうしよう、私最悪だよ…。県外の大学行く事なんて普通に良くある事なのに…)

ひまわり(私、馬鹿みたい…。)

しんのすけ「…。」

ひまわり「ごめん、なんでもないや…。勝手にみてごめ…」

しんのすけ「ひまわり。」

ひまわり「っ!」

しんのすけ「東京なんて近所だぞ。今とあんまり変わらないぞ」

ひまわり「―でもっ、その書類にはあっちで一人で住む―って…」

しんのすけ「それは母ちゃんが一人暮らしの勉強しなさいって」

ひまわり「―っそんな」

しんのすけ「もう会えなくなるわけじゃないんだぞ!」

ひまわり「…それでも私は寂しいもん…」

しんのすけ「…ボーちゃんだって今頑張ってる。俺だってみんなのためになるような仕事がしたい!」

ひまわり「お、にいちゃ…」

しんのすけ「オラは強いんだゾ!!…じゃなくて俺…」

ひまわり「…あはっ。子供の頃の口調に戻ってる…っ」

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